厳しい~(労働時間管理) [社労士関連]
地元秋田魁新報社が、従業員の時間外労働と深夜労働の割増賃金が未払であると労基署の是正勧告を受けた。
その額は6ヶ月で約7,500万円だという。
約220人分だから高額になるのは当然だが、ひとりあたり34万円にもなる。
労働時間の管理については、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置」という基準が示されており、その中では使用者が労働者の労働日ごとの終業時刻を確認し、これを記録することとしている。
従業員が自ら出勤簿などに押印しても、使用者はその者の始業・終業の時刻は何らかの方法で記録しなければならないと言うことである。
当方にも、現在二社ほど監督署の是正勧告を受け、労働時間の調査報告についての相談が来ている。
社内調査の報告に同席したが、監督官から再び是正や指導が出されたり、他の方法による調査の要求も出ている。
確かに使用者の管理が甘かったところもある。
しかし、明らかに使用者が虚偽の報告をしていると言わんばかりの対応に思えるのだが…厳しい。
秋田魁新報社がすみやかに未払とされる部分の賃金を支払うとしたため、同様の対応をしないと終わらないのではないかと懸念する。
2014-11-07 16:33
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