区分経理とはなんぞや [事務所関連]
実に久しぶりであったが、労働保険事務組合の研修会に参加した。
当事務所担当職員から、報奨金の経理に関することであるので、出席するべきであるということだったので。
「報奨金の区分経理について」
区分経理とは用語だけではよくわからないが、国からもらうお金を適正な会計処理と目的で使用せよということらしい。
そもそもは会計検査院からの意見から動き出したことであるが、余計なことではないか?
どうも会検の意見からは事務組合報奨金は与えすぎであると指摘しているように感じる。
そう思うのならば事業仕分けにでもかけて事務組合制度をやめてしまえばいい。
個別の労働保険で特別加入ができればすむことだ。
労働保険料の申告納付を迅速に行うため、事務的に煩雑になりかねない中小零細企業の作業を変わってまとめて行うのが事務組合の主な役割である。
報奨金額が適正でないというのなら、経理処理をとやかくいうのではなく、事務組合の事務作業量と経費を調査の上、適正額を算定すべきであり、その使途によって判断すべきことではないと思う。
事務組合業務の算出経費額が報奨金を上回っていれば、それで十分ではないか。
多くの管理書類作成と徴収及び納付の作業量を考えれば、報奨金は安いくらいだと思うが。
本格的に区分経理の導入は次年度からだが、当法人の経理にもささってくるような過剰反応も懸念する。
監査の領域を逸脱しないように願いたい。
慌ただしい4月 [事務所関連]
新年度になって、もう6日も経ってしまった。
新入社員の教育、二人の娘の入学式、来秋開催される建行協みやぎ仙台フォーラムの準備、ロータリー行事の記録のまとめ、そして日常業務
近いものが見えなくなったせいか、もともと遅い「読む力」ますます衰え、新聞も十便に読めない。
とうとう遠近両用メガネを購入
これで少しは仕事が捗ればいいが…
営業を閉じる顧問先も数件あり、新年度は寂しいスタートである。
それでも、新しい顧問先になりそうな相談もあったが、報酬額で折り合いがつかず、契約に至らず。
決して当方の報酬額が高いとは思わないが、県外の同業者の価格では競争にならない。
価格で競争する業務ではないが、なぜにあのような価格でできるのか?
法人であること、ホームページがあることで、何らかの仕事の相談は来る。
いかに事務所の利益となるように導けるかが、今の課題だ。
別れの季節 [事務所関連]
昨日は、複数社の就業規則や労使協定を能代監督署に届け出て、中学校の同級生でもある署長とも久しぶりにお会いした。
お恥ずかしい話、今日知ったのですが、内容が同じものであれば、事業所一覧をつければ本社を管轄する監督署で各事業所の就業規則や協定は一括受理してくれるのだそうです。
保戸野郵便局長さんが、31年の勤務を終えて本日退職されるらしく、偶然郵便局に立ち寄った際にご挨拶をいただきました。
局長さんとは、なぜか飲み屋で遭遇することが多かったです。
10月決算期の経審を提出した今日、振興局の担当の方も異動されるということで、ご挨拶をいただきました。
当方のブログを読んでくれたこともあり、少々影響されたこともあったと聞き、非常に親しみのある方で、役所の宿命で仕方ありませんが、異動は残念です。
顧問先でも最古となる事務員さんがとうとう退職されると聞き、今日お別れに行って参りました。
40年ほど勤務されたそうです。
当方がまだ小学生の頃からですから凄いですね。
皆さん、おつかれさまでした。
大変お世話になりました。
やはり3月は別れの季節です。
久しぶりの事務所研修 [事務所関連]
土曜日の当事務所は休日ではありますが、発表型の社内研修を実施しました。
社内研修の一部は、先週実施された秋田商工会議所ビジネススクール新入社員研修の報告もあります。
社労士は、教育訓練のアドバイスもする立場でありながらそのような研修には実際のところ当方は参加したことがありません。
従って4月から正式勤務となる高卒新人と入社3年目の職員の二名を参加させました。
参加させたことはもちろん、みんなの前で報告させることも有意義であったと思います。
当たり前のことだろうけど自信が持てないことがたくさんありました。
皆さん、お疲れ様でした。
定期的にこのような研修を実施できたらと思います。
今日から [事務所関連]
3月3日は社労士仲間の勉強会で、賃金制度の師匠菅野先生の研修であった。
以前のものがバージョンアップしたような内容で、早速試したいところであるが、当方セールスとマーケティングにはとんと才能がない。
従って、こういうものは数名の職員しかいない当事務所で実行することになる。
それでも、以前のものを当事務所用にアレンジした給与体系はいまだに活躍して、昨年緊急的に賃金制度を改正しようとした顧問先にも提案させていただいた。
今日はその勉強会のあった3日に卒業式を終えたばかりの高校生が当方にやってきた。
正式には4月1日付採用であるが、業務はわりと忙しくないこの時期に少しでも慣れてもらおうと、研修勤務を実施することとした。
初めての勤務に普通はとても緊張すると思うのだが、その気配すらない度胸のありそうな娘である。
法に則った堅い仕事であり、いろいろな経営者と接する。
今後幾度も緊張の場面があるはずだ。
がんばっていただきましょう。