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士業のプライド [社労士関連]

士業は法律で原則として依頼を断ってはいけないこととなっております。

もちろん、明らかに違法的なもの報酬に見合わないものは断り、できないものはできる仲間を紹介したりしております。

仕事をありがたく頂戴しておりますが、たまる一方なのは、どこから手をつけようかと計画ばかりに頭を悩ましているから。

依頼の順に行えばいいのですが、優先順位をつけたがってしまいます。

事務所の売りにしていないので滅多にないのですが、会社設立のお話しが複数来ています。

久しぶりで電子定款のプログラム等も変わっているようで、分厚くなるマニュアルをダウンロードして取りかかるつもりですが、少々手こずりそうで、優先せざるを得なくなっています。

PTA行事でいろいろな方とお知り合いになれたのですが、その中には当方と違って会長になるべくしてなったなと思われる方がいます。

行事が企画されると、時間配分、人員数、会場の広さなど様々なことに気がつき、打合せでは鋭い質問や意見を出すその方に、当方は敬意を払うばかりでした。

ここ1カ月間で労働局雇用均等室のヒアリング調査が2社あり、経験値を積む意味もあってどちらも立合をいたしました。

業種は違いますが、1社はほとんど男性社員、もう一方は女性のみと言う対照的な2社で、前者は女性職員2名、後者は男性職員2名が調査に来るというものでした。

会社の雇用状況と女性を中心とした待遇と労務管理の現状を聞き取り、諸規程の整備状況を確認するものでした。

それぞれに指導があったわけですが、均等室の意見にはその場で対応できないところもあり、事後対応となってしまいました。

PTAで出会った方のように現状を瞬時に把握しその場でズバズバと意見が出せるようであればと、つくづく未熟さを感じます。

依頼者の方には随分と感謝されましたが、結局は厚労省の雛形通りの規定にするのが無難であると思うと、規定を立案する専門家としてはプライドが傷つくのであります。


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